11月24日(月)~11月26日(水)の3日間、光圓寺では御正忌報恩講が勤まりました。

ご講師は、本願寺派勧学で元龍谷大学教授の山田行雄和上。今回は、蓮如上人の『御文章』を中心として、本願寺派ではお通夜等で拝読する「白骨章」の内容などをお取次ぎをいただきました。

報恩講は、光圓寺の年中行事の中でも、一番重要と位置付けられるもの。11月9日の婦人会の会議を皮切りに、11月17日から花活け、11月21日には婦人会により清掃奉仕で、この時には年に一度の仏具磨きがあり、宣徳の艶出しや、真鍮磨きなど、仏具を一つ一つ綺麗にしていきます。11月22日は「餅つき」、11月23日は「餅さし」があり、光圓寺様式と呼ばれる特殊な形で餅を盛付けます。光圓寺は、荘厳に殊更力を入れており、荘厳の内容もさることながら、ミリ単位で細かく位置を調整しながら、全体を整えていきます。

 

①本尊前のお荘厳

②蓮如上人前(写真左)と親鸞聖人前(写真右)のお荘厳。

③右余間には御伝鈔を掛けます(写真左)、講堂はお斎のセッティング(写真右)。